音楽の魅力を感じ取り,豊かに表現する子ども

              名古屋市音楽研究会委員長

       中川小学校   川上 季予子

  

平成23年度の本研究会の研究主題を,昨年度に引き続き「音楽の魅力を感じ取り,豊かに表現する子どもをめざして」としました。より豊かな音楽表現をめざすためには,「聴く活動」を通して,音楽のよさや楽しさ,面白さ,美しさといった音楽の魅力を感じ取ることが基盤となると考えます。例えば,「この曲の好きなところは?」「どんなところが気に入ったかな?」などという問いかけから,楽曲の魅力的な部分に焦点をあててみると,そこでは「音楽を特徴付けている要素や音楽の仕組み」に要因があることが分かります。

 作曲者は自らの思いや意図を実現するために,「音楽を特徴付けている要素や音楽の仕組み」を操作し,魅力的な楽曲をつくり出しています。こうした,作詞者及び作曲者の意図をくみ取り,楽曲の理解を深めることで,自己の思いや意図を明確にし,自分たちの音楽表現に生かしていくことができるよう,研究を進めていきたいと思います。