音楽の魅力を感じ取り,豊かに表現する子どもをめざして

名古屋市音楽研究会  委員長
天白小学校     須田 敏文



昨年度の小学校に続き,中学校でも新学習指導要領が全面実施となりました。新しい教育が中学校でもスタートしました。

 さて,22年度より「音楽の魅力を感じ取り,豊かに表現する子どもをめざして」をテーマとして研究を進めてまいりました。本年度は3年目の取り組みになります。

  1年目は,「共通事項」が音楽の学び方の指針であり,音楽を言語として表すためのキーワードであることを確信しました。2年目は,子どもたちが音楽の何を学び,どんな力を身に付けるのか,共通事項を窓口として学習のねらいを明確にし,指導を進めてきました。この二年間,歌唱・器楽・創作(音楽づくり)の活動を通して,より質の高い表現を追求していくことや,鑑賞活動を通して,新鮮な音楽と出合うことにより音楽表現の幅を広げていくような学習展開について研究や研修を進めてきました。

 ところで,「評価がよく分からない,難しい。」といった声をよく耳にします。特に第2観点の評価について,そのような声を多く聞きます。指導と評価は,とても大切な関係にあります。よりよい指導を進めていくためには,きちんと評価をしていく必要があると考えます。どのような方法で子どもの学習状況や成長を見取るのか,評価場面や評価回数の精選も,課題の一つではないかと思います。  今,自分たちの取り組んでいることが目の前の子どもはもちろん,名古屋の子どもたちのためになることを信じて,研究会の活動が活発になることに期待します。